こんにちは! ケロケロです(@kerokero_DIY)
仕事にも遊びにも大活躍してくれるエブリィワゴン。
今回はこのエブリィワゴンへ、パワーアンプを追加しました。
パワーアンプは、ナビやオーディオにも組み込まれているので、追加しなくても音は鳴ります。
だがしかし!
外部パワーアンプに切り替えることで、音質が格段にアップします。
今回取り付けたパワーアンプは、カロッツェリアのGM-D7400です。
この記事では、実際にパワーアンプを取り付けた方法をまとめています。
具体的には、こんな感じ。
- バッテリー直電源(バッ直)の配線方法
- オーディオとパワーアンプの配線構成
- RCAケーブル・スピーカーケーブルの配線方法
ぜひ参考にしてみてね。
パワーアンプを助手席足元へ取り付けた理由
エブリィワゴンと言えば、軽箱バン。
軽箱バンの最大のメリットは、積載量です。
パワーアンプも余裕で搭載できますが… このラゲッジに置いてしまうと、その分荷物が積めなくなります。
パワーアンプの上に荷物は積めないし、何かの拍子に荷物がパワーアンプの上に落ちて壊れた…なんてコトになっても困ります。
… なので、助手席足元へインストールしました。
大人が足を延ばすと当たってしまいますが…
我が家の使い方だと、メインは私しか乗りません。通勤用ですな。
たまに助手席へ子供が乗りますが、まだ小さいので足は届きません。問題なし。
搭載場所は、お好みで。
バッテリー直電源(バッ直)の配線方法
パワーアンプは、音の増幅回路です。
そのパワーアンプの電源は、ナビ裏のメイン電源から接続することもできますが…
バッテリーに直接接続するのが理想的です。
…というわけで、バッテリーまで電源を配線します。
まずは、バッテリーの搭載場所までパネルを外します。
バッテリーの位置は、「車外」になるので、ここから「車内」に電源配線を引き込んでこないといけません。
さて、どこから引き込んだものか… と思ったら、ちょうどイイ場所がありました。
後部座席・助手席側シート下のスペースです。
この部分から、チョイチョイと配線ガイドをバッテリー側へアプローチすると…
バッテリー側に配線ガイドが出てきました。
後は、マスキングテープなどを使って、電源配線と配線ガイドを固定して、ちょっとずつ引っ張っていくと…
電源配線を引き込むことができました。
バッテリー側の配線に付いてるヒューズを、バッテリー横にネジで固定しときます。ブラブラしないように。
車内に引き込んだ部分は、尖ったキリのようなものでゴムに穴を開けて電源配線を通して、ゴムを元に戻します。
ケーブル分岐ボックスを使う
このまま電源配線をパワーアンプで持っていってもイイですが…
配線の長さが足りなかったので、ケーブル分岐ボックス(?)を使います。
ケーブル分岐ボックスを使っておけば、後でバッ直したい電装品を取り付けたい時に、ここから電源がとれます。
元配線と分岐ボックスは、シート下のスペースに固定しときます。
ちょうどいいスペースがあって良かったですなぁ。
助手席足元まで、配線していく
足元のステップパネルを外します。引っ張れば外れます。
結束バンドやクッションテープなどをを使って、配線を固定していきます。
後部座席と前座席の中間にあるBピラー。
配線を隠すために外したいところですが… オススメしません。爪が折れやすいので…
…なので、なるべく配線が隠れるように、スキマに押し込んでいきます。
助手席足元も、配線していきます。
はい。これでパワーアンプまで電源配線がアプローチできました。
スピーカーケーブルをギボシ加工しておく
スピーカーとスピーカーケーブルを接続するために、ケーブルをギボシ加工しておきます。
ギボシの接続状況は、カーオーディオの構成によって異なるので、ご参考までに。
まずは、セパレートスピーカーの入力側↓
一般的なオス・メスのギボシです。
続いて、スピーカーに接続するギボシ。
大きい端子平型端子250型と小さい端子平型端子110型があります。
今回のオーディオ構成図
今回、パワーアンプを追加するオーディオ構成図は… こんな感じです。
既にパワーアンプと車両バッテリーの配線を終わっているので、続いてヘッドユニットと接続します。
ヘッドユニットとパワーアンプを接続する
以下の配線を接続します。
- RCAケーブル …ヘッドユニットから、増幅前の音楽信号をパワーアンプへ送る
- リモートON …ヘッドユニットに電源が入ると、パワーアンプの電源をONにする
パネルを外して、ヘッドユニットDPV-7000(ケンウッド)を外します。
パネルの外し方などの情報は、以前にDPV-7000を取り付けた記事にまとめてます。
…ちなみにDPV-7000は、現在は販売終了モデルです。
…ちなみにコレは↓外し方の悪い例です。
配線を外すのが面倒だからといって、ダッシュボードの上に置くのはヤメましょう。
私は、悪い例を示すために、「あえて」のせてます。あえてね。伸びしろですね。
DPV-7000にRCAコードを接続するには、KNA-17AVを準備します。
フロントスピーカー用とサブウーハー用に、RCAコードを接続します。
続いて、リモートONの配線を接続します。
ヘッドユニット(DPV-7000)の電源がONになるのに合わせて、パワーアンプがONになります。
この配線をつないでおかないと、パワーアンプがONになりません。忘れないように…
パワーアンプ側も、RCAコードとリモートONを接続します。
フロントとサブウーハーのRCAコードを接続して…
電源・アース・リモートONの配線も接続しときます。
バッテリーには、まだ接続しないように…
スピーカーケーブルを接続する
今回は、4chパワーアンプを、以下の構成でスピーカーに接続します。
画像出典:DM-7400説明書
フロントスピーカーを、左右それぞれ1ch。
サブウーハーは、フロントスピーカーよりもパワーを必要とするので、2chを同時に使うブリッジ接続で使います。
つまり、3chの構成です。
フロントスピーカーに配線を接続する
現在、エブリィワゴンのスピーカー構成は、ツイーターが別体になったセパレートスピーカーを、ピラーとアウターバッフルに加工して取り付けています。
セパレートスピーカーは、一般的にツイーターとの音域を分けるため、ネットワークから分岐されています。
…なので、まずはパワーアンプからネットワークへ、オス・メスギボシで接続します。
↓最初に加工した配線です。
今回のエブリィワゴンでは、ネットワークはダッシュボード裏に隠しているので、接続は難しくありませんでした。
だがしかし!
ネットワークからスピーカーまでは、ドアの内部を配線せねばなりません。
配線ガイドを使って、ボディとドアの中間にあるゴムの中を配線していきます。
配線ができたら、スピーカーを元に戻します。
サブウーハーをブリッジ接続する
サブウーハーは既に取り付け済みです。
ワンオフでセンターコンソール下に、サブウーハーボックスをDIYで自作しました。
サブウーハーは、2ch分を1chで使う、ブリッジ接続します(写真左側)
バッテリーに電源配線を接続する
全ての配線ができたら、最後にバッテリーに電源配線を接続します。
動作確認。パワーアンプの実力を見よ!… いや聴け!
全ての配線が接続できたら、エンジンをかけて動作確認します。
全てのスピーカーから音が出れば、問題ナッシング。
動作が確認できたら、ヘッドユニットの設定で、クロスオーバーを設定しておきます。
いやもうね… お気に入りの音楽の… 雰囲気がガラリと変わったよ。
高音域のキラメキ、ボーカルの艶、低域の厚み。
とにかくもう、音の圧力がすごいの。
ボリュームはパワーアンプ追加前と変わらないのに、音圧がグワッと強くなったの。
耳だけじゃなくて、肌や脳に音が伝わる感じ。
純正ノーマルの状態から比べると、はるかに良い音になりました。
これはもうタマランチ会長。
パワーアンプの追加は大変ですが、やる価値は十分にあります。
ぜひ参考にしてみてね。
おしまい
YouTubeもあります
今回の内容を動画にまとめて、YouTubeにアップしてます。
コチラもぜひ見てね。内容は一緒ですが…
チャンネル登録もよろしくお願いします!
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