![ケロケロ](https://sirout-diy.com/wp-content/uploads/2018/05/kero-ki.jpg)
こんにちは! ケロケロです(@kerokero_DIY)
クルマのスピーカーを、アウターバッフル化したい…!
そう思っている人もいるでしょう。
私もそうです。 アウターバッフルにすれば、確実に音は良くなります。 そして、見た目がカッチョよくなります。
しかし… 実現するハードルは高いですよね。 プロショップでの加工が必要になります。
音への追求は青天井。 お金をかければ良くなるけど… そこまでするのは、ツラたんです。
私は思いました。
![ケロケロ](https://sirout-diy.com/wp-content/uploads/2018/05/kero-ki.jpg)
自分でアウターバッフル作ったらええやん!
… というわけで今回の記事は、以下の内容をお届けします。
- アウターバッフルを作る意味。 メリット / デメリット
- 実際に作った内容
素人でもね… 頑張れば… これぐらいのモノはできるんです!
DIYが好きな人… アウターバッフルを作ってみたい人… ぜひ参考にしてみてね!
スピーカーをアウターバッフル化する メリット / デメリット
アウターバッフルは、 内装を加工するので… 1度やり始めると、後戻りできません。
『なんとなく、やってみたい』 っていうぐらいだと、後悔することになります。
私はそもそもDIYが好きですし、手の届く範囲で高音質にしたいので、アウターバッフル化を決断しました。
まずは、メリット・デメリットを把握しておきましょう。
アウターバッフルのメリット
通常、スピーカーは内装の中に収まっています。
この状態だと、スピーカーから出る音の一部は、ドアパネルの内側に回りこんでしまいます。
この回り込んだ音が、ドアパネルを振動させて、無駄な共振を生むんです。 この共振はノイズとなり、音へ悪影響を与えます。
しかし、アウターバッフルにすれば どうでしょうか。
スピーカーから出る音は、全てが無駄なく車内に広がります。 これが、アウターバッフルの最大のメリットです。
…あと、見た目がカッチョイイ。 これも大事!
アウターバッフルにするデメリット
内装に加工するコトが、最大のデメリットです。
失敗すれば、パネルの交換費用などがコストがかかりますし、成功してアウターバッフル化しても、クルマを手放す時に下取り評価が下がります。
この点は、覚悟しときましょう。
アウターバッフルにしなくても、手軽に音質を上げる方法は たくさんあります。
それでも作ってみたい DIYヤーよ。
さぁ、続きを読んでみよう!
DIY・自作の参考書籍
今回、DIYで作る決断ができたのは、この書籍シリーズカーオーディオハンドメイドブックのおかげです。
このカーオーディオハンドメイドブックは、アウターバッフルを始め ウーハーボックスやツイーター埋め込みの加工方法など、DIYヤー必読の内容です。
今回アウターバッフルをDIYするのも、かなり参考になりました。 超オススメです!
アウターバッフル、作成開始
では、作成開始です。 ちなみに、クルマは日産ジュークです。
まずは、ドアパネルの「アウターバッフルが取り付けられる部分」に穴を開ける必要があります。
マスキングテープを貼った上から、マジックなどで型取りしておくと良いでしょう。
位置の目安は、インナーバッフルの位置です。
アウターバッフルは、インナーバッフルと合体するように取り付けます。
インナーバッフルについては、コチラの記事をどうぞ!
![](https://sirout-diy.com/wp-content/uploads/2016/03/inbuffle-icatch-160x90.jpg)
位置が決まったら、エイッと 穴を開けます。
ファイバーパテで、大まかな形を作る
MDFで作った土台と インナーバッフルをネジで仮固定して、位置を確認します。
良さそうですね!
後は、この土台と内装に一体感をもたせるため、 パテで周りを形成していきます。
パテについては、コチラの記事をどうぞ!
まずは、厚く盛れるファイバーパテで、形を作っていきます。
パテを盛る前に、マスキングテープに洗車用のワックスを塗っときましょう。
パテからマスキングテープを剥がしやすくするためです
ファイバーパテは、固まるとものすごく強固になります。
削るのが大変なので、盛り過ぎないようにしましょう。 あくまで大まかな形作りものです。
もし、失敗して盛りすぎた場合は、荒目のヤスリで削りましょう
ポリパテで仕上げの形を作る
ポリパテは、仕上げに使えるパテです。
ここからは、ポリパテを盛って削っての繰り返しです。
少しずつ形を作っていきます。
ポリパテは、以下のポリラックが 超絶オススメです。
いくつかポリパテを使いましたが、このポリラックが断然使いやすいです。
パテを盛るときの伸びがよく、サクサク削れます。 このパテを使えば間違いないです。
とにかく、盛って削って形を作る工程が、全てを決めます。 ここは気合を入れましょう!
形ができたら、仕上げをしよう
盛って削って形ができたら、いよいよ仕上げです。
仕上げの方法は、大まかに分けて2通りあります。
- 塗装する
- 伸縮性のある 合皮レザーやシートを使う
ハッキリ言って… 塗装はオススメしません。
塗装仕上げにすると、削っている時に気付かなかった小さな穴などが、ものすごく目立つんです。
レザーやシートを貼り付ければ、細かい仕上がりは求められません。
今回も、シートを使って仕上げました。
シートやレザーは伸縮性のあるモノにしましょう。 ドライヤーで温めると伸びてくれるのが理想的です。
ヤフオクで探せば、たくさんあります(今回 利用したシートは、同じものが見つかりませんでした…)
ひとまずコレで、アウターバッフルは完成!
装飾リングを作ろう!
見た目がちょっと寂しいので、スピーカー周りを飾るリングを作ります。
材料は、アウターバッフルの土台で作ったのと同じ MDF です。
今回は 電動工具のジグソーで円を切り抜きましたが、以下のような自由錐を使うと便利ですよ!
切り抜いたら表面を磨いて、シルバーのラッカースプレーを吹いたら出来上がり!
うん、オサレになりました!
以前に作成して、ツイーターの埋め込みと一緒に…
オマケ: スピーカー裏にLED
アウターバッフルの加工とは直接関係ないですが… スピーカーを取り付けてて、気付いたんです。
![ケロケロ](https://sirout-diy.com/wp-content/uploads/2018/05/kero-ki.jpg)
このスピーカー、光を通すなぁ
… というわけで、スピーカー裏にLEDを仕込みました。
いいね!
アウターバッフルにすると、こういう遊びもできます。
今回のまとめ
… というわけで今回は、 「DIYでアウターバッフルを作った内容」についてまとめました。
今回のまとめ
見た目が変わったのはもちろん、音も変わりました。 バツグンに中低域のキレが良くなっています。
アウターバッフルは 内装を加工するので、簡単にオススメができませんが… やる価値はあります。
ぜひやってみよう! アウターバッフル!
![ケロケロ](https://sirout-diy.com/wp-content/uploads/2018/05/kero-ki.jpg)
おしまい!
YouTubeに、動画バージョンもまとめてますので… こちらもぜひどうぞ!
静止画のスライドショーみたいな感じだけど…
チャンネル登録もよろしくお願いします!
コメント