こんにちは! ケロケロです(@kerokero_DIY)
音も見た目もグッと変わる、アウターバッフル。
素人ながら、自分でDIYして作ってみました。
この記事では、実際にアウターバッフルを作成した内容をまとめます。
ぜひ参考にしてみてね。
そもそもアウターバッフルって、何ですのん?
既に知っている人は、コチラから読み飛ばしてね。
アウターバッフルは、その名の通り外側に取り付けられるコトを意味します。
本来スピーカーは、内装の内側にあるインナーバッフルに取り付けられています。
この場合、音の一部は内装に阻まれてしまうので、全ての音が車内に広がりません。
しかし、内装の外側であるアウターバッフルにスピーカーを取り付ければ、音が全て車内に広がります。
音質は、間違いなくアップします。
しかし、内装に穴を開けるなどの加工が必要で、ディーラーなどの一般的な車屋さんでの取り付けは無理です。
そこで、自分でアウターバッフルをDIYで自作してみよう! …というのが今回の内容です。
まずはインナーバッフルを作る
私が作成する場合、まずはインナーバッフルを作成するようにしています。
作成したインナーバッフルに、アウターバッフルを合体させるイメージです。
その内容は、追々まとめます。
内装までの厚みを計測する
アウターバッフルは、内装の高さまで取り付けるので、インナーバッフルから内装までの厚みを計測します。
内装に穴を開けて、メジャーを突っ込めば計測できます。
アウターバッフルの素材を作成する
素材は、MDFがオススメです。
高音質を目指すなら、もっと良い素材はありますが…
MDFは、値段もお手頃で加工しやすく、ホームセンターでも入手できます。
DIY向けの素材です。
今回もMDFを使いました。
左と中央のリングは、インナーバッフルとアウターバッフルです。
右のリングは、スピーカーをツライチにするためのリングです。
自由錐という工具を使うと、簡単に作成できます。
MDFの厚みが足りない場合は、木工用ボンドを使って貼り合わせます。
密着度を高めるため、クランプを使ってガッチリ固定しときます。
インナーバッフルとアウターバッフルは、木ネジで固定します。
写真↓は、下半分がインナーバッフル、上半分がアウターバッフルです。
木ネジで仮組したところです。
MDFを補強する
お手頃なMDFの唯一の弱点は、水に弱いことです。
防水のため、塗装しておきます。
続いて… これはやらなくもイイと思いますが…MDFを貼り合わせた部分に、ファイバーパテを盛ります。
夢がモリモリ パテをモリモリしました。
内装に穴を開ける
アウターバッフルの大きさに合わせて、内装に穴を開けます。
まずは、内装パネルにアウターバッフル重ねてトレースします。
マジックでトレースすると、こんな感じですな。
トレースできたら… 穴を開けろぉぅ!(ジャック風)
仮組してみます。
まずは、インナーバッフルを取り付けてーの、
内装を元に戻してーの、
アウターバッフル取り付け―の。
うむ。内装の穴の大きさは問題なさそうです。
アウターバッフルに、鬼目ナットを取り付ける
スピーカーをアウターバッフルに固定する箇所に、鬼目ナットを使います。
鬼目ナットを取り付けたら、スピーカーも固定してみます。
やったー!
これで、スピーカーの音が全て車内に広がります。
アウターバッフル完成!
… というのは、さすがに見た目がアレなので、パテを使ってアウターバッフルの形を作ります。
最初にファイバーパテを盛る
まずは、内装とパテがくっつかないように、マスキングテープや養生テープを使ってマスキングしておきます。
ここで、どういう形にするかを決めておきます。
マスキングテープの上に、油性ペンで書いておくと、パテにトレースされます。
形が決まったら、ファイバーパテをコネコネして…
パテを盛れぇぃ!(ジャック風)
パテを盛って削って、形を作る
後は、ひたすらパテを盛って削ってを繰り返して、形を作っていきます。
外してみると、裏側に油性ペンの跡が確認できます。
この大きさを基準にして… パテを削れぇぃ!
そして、またパテを盛れぇぃ!
そしてまた削れぇぃ!
…というわけでこんな感じになりました。
塗装して仕上げる場合は、表面がツルツルになるまで「パテ盛り・目の細かいヤスリで研磨」を繰り返さなければなりません。
しかし、めんどくさいので 今回は、生地貼りで仕上げます。
なんちゃってアルカンターラを貼り付ける
使うのは、スウェード調のカッティングシートです。なんちゃってアルカンターラですな。
アウターバッフルより、少し大きめに生地をカットします。
生地の裏は両面テープになっています。
少し引っ張り気味にして、貼り付けます。
スピーカー取り付け部分は、切込みを入れて巻き込むように貼り付けます。
スピーカーを取り付けてみると… こんな感じですな。
グリルを作る
スピーカーの振動板に被らない範囲を計測します。
インナーバッフルを作成した時と同様に、自由錐を使います。
グリルの形ができました。
スピーカーを固定してるネジの部分に、油性ペンでマーキングしてから、グリルを押し付けます。
グリルの裏に、おおよそのネジの位置が確認できます。
電動ドリルを使って、穴を開けます。
貫通させたくないので、ドリルにマスキングテープを巻きつけておきます。
電動ドリルを使って、ネジの位置へ穴を掘りました。
スピーカーに仮付けしてみます。
いい感じなので、塗装します。
ガレージに転がっていたシルバーで塗装しました。どこまでも適当。
グリル裏に開けた穴へ、グルーガンでホッとボンドを流し込みます。
ホッとボンドが乾かないうちに、固定すれば…
完成じゃい!
まとめ。アウターバッフルを作って、音質をアップしよう
アウターバッフルにスピーカーを取り付ければ、音が全て車内に広がります。
音は間違いなく良くなります。
だがしかし!
加工が必要なので、ハードルは高いです。
…とはいえ、DIYで自作もできるので、ぜひお試しあれ!
ちなみに、左側も同じように作ってました。いいね!
DIYカスタムについては、コチラ↓の記事もぜひ読んでみてね。
エブリィワゴンの音質を上げる方法をまとめました。
YouTube動画版はコチラ
今回の内容を動画にまとめて、YouTubeにアップしました。
コチラもぜひ見てね。内容は一緒ですが…
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