現在、ブラック上司 ツマの依頼で棚作りをDIYしてます。
前回、無事にTV棚が完成いたしました。
で、次に「棚 兼 トミカBOX」を作り始めたわけです。
せっせと作っていたわけなんですが…
ひどいやん。 早くトミカBOX作ってみたかったのに… 他の仕事をブッ込んでくる ブラック上司 ツマ。
こんなツマなんか…
こんなツマなんか…
とういわけで今回は、本棚をDIY! 完成品がコチラです。 じゃーん!

ダボ継ぎで板を延長し、棚板を固定しているダボで隠して、見た目を「それぽっく」しております。
ウォルナット の塗装すると、このダボ部分が良いアクセントになるんですよ。
そして今回、作ってみて分かったのは、「ダボ切りは絶対に専用ノコギリを使うこと!」
詳細は、ぜひ続きを読んでみてね!
それでは、本編スタート!
材料の加工
使用する材料は、全て 1×4 などの構造材です。
これを使用したい長さにカットします。 ここで役立つのは丸ノコといった電動工具!
必要な長さへのカットは、以前にTV棚を作る時に、一緒に本棚の材料も丸ノコでカットしました。
その後、電動サンダーを使って、表面をトゥルトゥルにしております。
これは、必要な工程じゃないけど、やっておくと手触りが最高です。
これで、材料の加工はできました。
ところで、「板の幅を延長したい」と思ったことはないですか?
今回の本棚は、この3枚の板の横を平行に繋げたいのです。

横幅を延長するために、「ダボ継ぎ」という工程をやってみたよ!
「ダボ継ぎ」で、板を継ごう!
ダボとはなんぞや?
ダボとは… この木の棒になります。

これを木の間に打ち込んで、楔みたいにするんです。
ダボ用の穴あけ
まずは、片側の板にダボを打ち込むための穴を開けましょう。
今回は、 8 x 40ダボを使用しますので、同じ8径の木工用ドリルで、2cmの深さを開けます。

ドリルは、木工用を使いましょう。
これを、等間隔に4つ、穴を開けました。

マーキングポンチを使おう
次に、相手側の板にも穴を開けますが… 同じ位置に開けなければなりません。
その位置出しをするのに、便利な道具があります。

開けた穴にスッポリ収まり、先が尖っています。
これを、4つ穴をあけたトコロに差し込んで、

このまま相手側の板を位置調整しながら押し付けると…

同じ位置にポチッとマーキングされるのです。 ダボ継ぎを行う場合には、必ず同じ大きさのマーキングポンチを準備しときましょう。
… マーキングポンチを見ると、昔に、
「フルーツポンチを逆さにしたら…?」
と、ニヤニヤしながら語りかけてきた藤井くんを思い出すなぁ。
私は… 言ってやったよ?
「こぼれる」ってなぁ!
ダボを差し込もう!
さて、2枚の板にそれぞれ穴を開けたら、どちらか一方にダボを差し込みます。
まずは、穴の中に木工用ボンドを流しこんで…

ダボを差し込みます。
トンカチで叩いて、奥まで差し込みましょう。

板同士の接地面にも、木工用ボンドを塗布しておきます。
4つの穴に、ダボを差し込みました。

板を継ごう!
後は、もう一方の板の穴にダボが差し込まれるようにして、押し込みます。
その際には、押しこむ側の板をトンカチで叩いてやればいいんですけど… 直接やると板がヘコミます。
当て木をして叩きましょう。

これは、鉄腕ダッシュを見て知ったよ。
大事なコトは、TOKIOが教えてくれました。
はい。そんなこんなで、3枚の板を継ぎました!

組み立てにコーナークランプが便利!
材料の加工は終わったので、組み立てていきます。
まずは、外枠を作りたいのですが… 直角に板を支えたまま木ネジで固定するのって、難しいのよ。
そんな時に役立つのが「コーナークランプ!」
以前にもコーナークランプについてまとめましたが、
板を直角に支えてくれるので、両手が使えるんです。 こんなふうに。

以前に、ヒロミさんのDIYを見て知ったのですが、使ってみたらメタクソ便利です。
コーナークランプ
ダボ埋めを想定した木ネジの固定
さぁ、木ネジで固定するか… と言う前に ちょっと待ったぁ!
なんとなく、木ネジの頭を隠したくない?
というわけで、「ダボ埋め」で木ネジ頭を隠すことにします。
ダボ埋めとは… ザックリ言うと、深めに木ネジを打って、そこに木で栓をして目立たなくさせようという工程です。
では、早速やってみます。
ダボ埋め用の穴を開けよう!
まずは、木ネジを打つ位置に、ダボ埋め用の穴を開けます。 今回は、10径の木工用ドリルを使用しました。

中心の丁度いいヘコミがあるので、ココに下穴を開けて木ネジで固定します。

これで、「ダボ埋めを想定した木ネジの固定」はOK!
実際にダボ埋めする工程は後回しにして、まずは同じように外枠と棚板を固定していきます!
水平器で水平を、さしがねで直角を
外枠にしろ、棚板にしろ、それぞれを直角に固定して、横板は水平でなければなりません。
直角を測るときには、(写真撮ってないけど、)こういう「さしがね」が便利です!
水平を測るときには、水平器を使いましょう!

そうして、固定していくと…

はい! 棚の形が完成しました!
ダボ埋めで、ネジの頭を隠そう!
何を隠そう、尻隠そう。いや、木ネジの頭を隠そう。
さきほど、「ダボ埋めを想定した木ネジの固定」を行いましたが、棚の形ができたので、ついにダボ埋めします!
丸棒で栓をしよう
木ネジを固定する時に、10mmのダボ用の穴を木工用ドリルで開けました。

ここに、同じ10mmの丸棒を差し込むのです。
差し込む前には、先をトンカチで叩いて丸めておくと、入りやすいです。

穴には予め木工用ボンドを流し込んだ上で… 丸棒を差し込んで、トンカチで叩いて奥まで入れてやればOK!

ダボ切りしよう!
この差し込んだ丸棒を、木の表面に沿って切れば「ダボ埋め」完了です! オツカレサマでした!
… と言うは時期尚早。
言うほどカンタンじゃないんですよ。 前に適当なノコギリでカットしたら… この有り様。

ザックリと木の表面にキズを入れてしまいました…
でも今回は大丈夫! ダボ切り専用ノコギリを準備したから!

これを、グイーっと押し付けるようにして切ってやると…

なんということでしょう… ダボがキレイに切れてるじゃありませんか。

指で撫でても、ほぼ引っかかりがありません。
適当なノコギリじゃなくて、やっぱり専用のノコギリですねぇ。
さて、ココで問題です。
このように、専門に頼むようなことを、ことわざで、「餅は◯◯」
なんというでしょう?
フッフッフ。 賢明な読者様なら、もうお分かりですよね?
そう、
正解は…
越後製菓!
ダボ埋めについての余談
今回、ダボ埋めには丸棒を準備していますが、「同じ木材からダボを作るための道具」もあります。
私は使ったことないですけど… 木ダボドリルです。
コレの良いといころは、同じ木材からダボを作るので、「ダボ埋め部分の木目が目立たなくなる」ということ。
いや、もちろん知ってましたよ。
この方法を知っていた上で、丸棒を使いました。
丸棒には丸棒の良いトコロがあるんだよ! その詳細は後述にて!
オイルステインで塗装しよう!
棚の形はできたので、続いて塗装をしていきます。
木目の風合いを活かすため、オイルステイン ウォルナット を使います。

… これね、前にTV棚を塗装する時に失敗しちゃったのよ。
ハケで二度塗りしたんだけど、妙に色が濃くなってしまって…。
ちゃんとしたやり方は、「塗った5分後くらいに、要らなくなったタオルとかで刷り込む」という工程が必要になるんですね。
今回は、ちゃんとその手順を踏んだところ…

ええやん ええやん。 木目がイイ感じですやん。
ダボ埋めした丸棒の部分だってホラ…

丸棒部分には色が濃く入ったので、ちょっとしたアクセントにイイでしょ? ね? ね?
そう、余談でも言いましたが、これこそ丸棒を使った理由なのだよ。
本棚を使ってみよう!
といわけで、早速、本を整理してみました。 まだ位置が定まってないので仮置きですけど。

イイネ!
ツマも喜んでくれました!
前回作成したTV棚と一緒に…

TV棚と本棚の間には、「棚 兼 トミカBOX」が鎮座する予定です。
今回のまとめ
無事に本棚も完成しました。
やっぱり専用の道具を使うことは大切ですね。 ダボ切り専用ノコギリは絶対いるよ…
さぁ… トミカBOX作るで…
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