こんにちは! ケロケロです(@kerokero_DIY)
ドライブを楽しむために、より良い音を聴きたいと思うのは当然の欲求です!
自分のお気に入り曲が、きらめくんです。 楽しいよ?
音の好みは十人十色ですが… まずは音の出口であるスピーカーを交換するのがオススメです。
スピーカーを交換したら、お次はインナーバッフルを交換してみましょう! 必ず、音質UPに貢献してくれます。
… というわけで今回の記事は、
- インナーバッフルって、何ぞや?
- インナーバッフルを交換すると、音質がアップする理由
を、まとめます!
ぜひ、参考にしてみてね!
インナーバッフルって、何ぞや?
スピーカーは、車のドア(鉄板)に直接固定されているわけではありません。
間にインナーバッフルを介して取り付けされます。 スピーカーの土台みたいなモノです。
横から見た図だと… こんな感じ(絵心には目をつむってください…)
インナーバッフルの主な役割は、以下の通りです。
インナーバッフルの役割
- スピーカーが動作する振動を、鉄板に伝えないようにする(鉄板への共振を防ぐ)
- スピーカー裏のスペースを確保する(窓ガラスを降ろした時に、当たらないように)
- スピーカーの端子が鉄板に触れるのを防ぐ(ショートを防ぐ)
社外品のスピーカーによっては、このインナーバッフルが同梱されているものもあります。
例えば、カロッツェリアのTS-F1740には、トヨタ・日産・ホンダ・マツダ・スズキ用のインナーバッフルが同梱されています。
このTS-F1740等に同梱されているインナーバッフルでも、普通に使えるんですが…
交換すると、音質アップが期待できるんです。
インナーバッフルを交換すると、音質が上がる理由
同梱されているインナーバッフルは、材質が「普通」なんです。
極端に言うと、柔らかいんですよ。
これは、音を鳴らすコトを考えると、都合が悪いです。
なぜなら、スピーカーの動きが吸収されてしまうから。
スピーカーから音が出る仕組みを ザックリ 言うと、振動板が前後に動くこと(空気をおしたり引いたりすること)で、音が鳴っています。
スピーカーの土台となる インナーバッフル が柔らかいと、このスピーカーの振動板のパワーが、インナーバッフルに吸収されちゃうんです。
つまり、音のパワーが弱まってしまうということ。
例えば、自分が「垂直跳び」をする状況を考えてみましょう。
以下の場合は、どちらがより高く飛びやすいでしょうか。
- 雨でぬかるんだ フニャフニャの地面
- コンクリートで整備された カッチカチの地面
当然、コンクリートですよね。
垂直跳びする自分を「スピーカー」、地面を「インナーバッフル」に置き換えれば、インナーバッフルは強固な方が、スピーカーはパワーを出しきれることが分かります。
これが、インナーバッフルを交換すると 音質がアップする理由です。
インナーバッフルを交換してみよう!
カーオーディオの老舗 カロッツェリアでは、 グレードアップ用のインナーバッフルが「予算とプランで選べる 3パターン」でラインアップされています。
インナーバッフル 3グレード
- デッドニングもできる / ハイグレードモデル
- 強固なメタルインナーバッフル / ミドルグレードモデル
- 高剛性MDF バッフル / スタンダードモデル
デッドニングもできる / ハイグレードモデル
強固なインナーバッフルだけでなく、施工性と効率を両立させた デッドニングキットも同梱されています。
デッドニングを ザックリ 言うと、 スピーカーを固定しているドアを、スピーカーBOXに近づける施工方法です。
例えば、トヨタ系の車種だと、以下のUD-K711になります
適合するインナーバッフルは、車種により異なります。 必ずメーカーHPで確認してください。
ハイグレードモデルの特徴
- 共振を抑える ハイブリッド メタルダイキャスト インナーバッフル
- 音の歪みを吸収する マルチファンクションマット
- 音の回り込みを防ぐ 遮音マット
- 施工性に優れた デッドニングキット
強固なメタルインナーバッフル / ミドルグレードモデル
強固なメタルインナーバッフルで、スピーカーを強固にホールドして、かつ不要な共振を抑えます。
例えば、トヨタ系の車種だと、以下のUD-K611になります。
適合するインナーバッフルは、車種により異なります。 必ずメーカーHPで確認してください。
ミドルグレードの特徴
- 不要な共振を抑える ハイブリッド メタルダイキャスト インナーバッフル
- ドア内部への音の回りこみを防ぐ 遮音クッション
高剛性MDF バッフル / スタンダードモデル
高剛性MDVを採用した、手軽な音質向上を実感できるモデル。
例えば、トヨタ系の車種だと 以下の UD-K521になります。
適合するインナーバッフルは、車種により異なります。 必ずメーカーHPで確認してください。
スタンダードモデルの特徴
- 高剛性MDVインナーバッフル採用
- ドア内部への、音の回り込みを防ぐ 遮音クッション
どのインナーバッフルを選ぶ?
機能性も違えば 価格も違う、 3パターンのインナーバッフル。
どれを選ぶか悩ましいですよね。
個人的には、デッドニングキットまで同梱したハイグレードモデルまでは必要ないかなぁ…と思います。 価格もそれなりなので。
まずは、インナーバッフルの効果を実感するために、以下のような選び方をしてはいかがでしょう?
インナーバッフルの選び方
- 手軽に音質を上げたい! >> スタンダードモデル
- より強固なバッフルを使いたい! >> ミドルグレードモデル
徹底的にいくなら… もちろんハイグレードモデルがオススメです!
自作もオススメ!
私自身がDIYが好きで、車に関しても色んなカスタムをしておりますが…
インナーバッフルを初めてDIYするなら それほど難易度は高くないので、オススメの 作業です。
オススメの理由
- 隠れる部分なので、そこまで見た目を求めなくていい
- 今あるインナーバッフルをトレースするだけでいい
材料は、MDFがオススメ! 加工がしやすいし、ネットでもカンタンに手に入ります(なるべく高密度のモノを選びましょう)
注意点として、MDFは水に弱いです。 防水代わりに、しっかりと塗装をしておきましょう。
作成手順をザックリ…
- 高密度MDVを準備する(既存バッフルと同じ厚さのモノ)
- 既存MDFからトレース。 ジグソーなどの電動工具でカット
- 防水処理。 スプレーペンキなどで塗装してもいい
- ネジ穴を、電動ドリルなどで穴あけ
- 出来上がり!
ちなみに… 現在はインナーバッフルからアウターバッフルを作っております。
インナーバッフルが こんな感じで…
アウターバッフルを、現在作成中です。
今回のまとめ!
車に限らず、オーディオの世界は青天井ですが、手の届く範囲で良い音を目指したいですね!
では、今回の内容をカンタンにプレイバック!
愛車の音質が、ちょっとずつ変わっていくのは 楽しいですよ! コチラの記事も、ぜひ参考にしてみてね!
カロッツェリアのインナーバッフルを 持ち込み取り付けできる 車屋サンを 探したいなら、コチラの記事をどうぞ!
(おしまい!)
コメント