こんにちは! ケロケロです(@kerokero_DIY)
新しい車に乗り換える時、カーナビを移設したいと思ったことは ないでしょうか?
例えば…
- まだカーナビが新しい
- 地図はあんまり使わないので、ちょっと古くても構わない
- 上級モデルで、映像も音質も気に入ってるので、まだ使いたい
という場合もあるでしょう。
結論から言えば、カーナビゲーションを別の車へ移設することは可能です。
ただし…
移設は可能ですが、新しい車に適合したオプションが必要になる可能性があります。
… というわけで今回の記事は、「自分でカーナビ移設をしてみたい」、または 「移設の情報を知っておきたい」人向けの内容です。
注意点を「7つ」まとめてます。 ぜひ参考にしてみてね!
1.カーナビのサイズと、移設先の車の枠サイズに注意
社外カーナビの移設は可能ですが、カーナビと車のパネルサイズの組み合わせによっては 移設不可 になります。
まずは、サイズの確認をしておきましょう。
社外カーナビのサイズを、ザックリ分けると 以下の3パターンです。
社外カーナビのサイズ
- 車種専用モデル(例: アルパインのBIGX)
- 8インチ以上の大画面モデル
- 200mmワイドモデル
- 180mmノーマルモデル
では、それぞれのサイズについて、詳細をまとめます。
1-1.車種専用モデル
車種専用モデルで言うと、 アルパインのBIGXが有名ですね。
この車種専用モデルで 移設する場合には… 「同一車種・同一年式・同一型式」以外は絶対移設できません!
例えば…
アルファードの車種専用BIGを、アクアに取り付けよ〜っと!
っていうのは、絶対無理!
気をつけましょう
1-2. 8インチ以上の大画面モデル
カロッツェリアの サイバーナビ や 楽ナビ でラインアップされている 8インチモデルが、これに該当します。
例えば楽ナビだと、AVIC-RL910になります。
この8インチサイズのカーナビを移設する場合には、「移設先の車に、適合した取付キットがあるかかどうか」が、カギです。
カロッツェリアであれば、以下の適合表から確認できます。 ここに愛車が載っていれば、移設可能です。
公式サイト 8V型カーナビゲーション[ラージサイズ(LS)メインユニット]適合情報
1-3. 200mmワイドモデル
カーナビの横にボタンが配置されているような、横に少し長いモデルになります。(長さは約200mm)
これを移設する場合は、 移設先の車が、「200mmのパネル枠」であることが条件です。
トヨタ・日産・ダイハツや、最近のスズキ車は 200mmのパネル枠になっているので、移設できます。
もし、移設先の車が180mmのパネル枠の場合、絶対に移設できないので注意しましょう。
1-4. 180mmノーマルモデル
液晶の下にボタンがある カーナビ のことです。 昔からあるスタイルですね。(横幅が約180mm)
このサイズのカーナビであれば、外車などのマニアックな車種でない限り、移設可能です。
もし、トヨタ車などの「パネル枠200mm」への移設の場合には、横にスキマが空きますが、取付キット(後述)に付属されている「目隠し用パネル」を取り付ければ大丈夫です。
2.カーナビを取り外すときの注意
新しい車へ移設できることが分かれば、 現在の車からカーナビを取り外しましょう。
本体だけでなく、付属品も忘れずに!
例えば…
- GPSアンテナ
- マイク
- USB…など
本体を外すのに一生懸命で、付属品を取り忘れないようにしましょうね。
私はマイクを外し忘れたことあるけど… 内緒だよ
バレてるで
イザとなれば、取り寄せることも可能ですが、その分コストが掛かります…
もし、ETCやドラレコもあるなら、そちらも忘れずに…
3. フィルムアンテナは再使用不可! 準備しとこう!
フロントガラスに貼り付けられてる、テレビ用アンテナがありますが…
これは、再利用できません。
厳密に言うと、剥がした時に配線が切れてなければ… テレビの受信は可能… だと思います。 使ったことないので分かりませんが。
ただ、使うにしても見栄えが悪いので、やっぱり新しく部品として取寄せた方がいいです。
ネットショップだと、「(ナビの型番) フィルムアンテナ」で検索すると、探せます。
例えば、パナソニックのスタンダードモデルCN-RE05WDに対応したフィルムアンテナだと、こんな感じ。
フィルムアンテナは 必ず取り寄せる必要がありますが、 アンテナコードは再利用可能です。
フィルムアンテナに貼り付ける部分は、両面テープを貼り替えれば再利用できます。
… ただ、できたらアンテナコードも 新しくした方が良いです。
両面テープを貼り替える際に、フィルムアンテナと接触する端子が折れたり、接触不良を起こしたりする可能性があるためです。
特に、GPSと地デジアンテナが一体化したアンテナは、接触不良を起こしやすいです。
↓こんなヤツ
そこまで気にする程ではないですが、厳密に言えば、フィルムアンテナとコードは 新品で揃えましょう。
… ちなみに、最近の新車では、予めフィルムアンテナが配線されているグレードもあります。
もしくは、中古車でもカーナビ付きであれば、フィルムアンテナが取り付けされている場合もあるでしょう。
… もしかしたら、そのフィルムアンテナ、流用できるかも! 詳しくはコチラの記事をどうぞ!
流用できれば、作業の手間も省けますね。
4. 取付キットを準備しよう
例えば、事故を起こしてしまった時で、同一車種に乗り換える場合には必要ないのですが…
新しいクルマへの乗り換えには、そのクルマに適合した取付キットが必要になります。
例えば C-HR だと、以下の取付キットY-2451が必要です。
取付キットは、車種・年式・型式によって異なります。 必ず適合表を確認しましょう。
公式サイト 車種別取り付け適合情報 | エーモン
5. 純正カメラが付いてるなら、カメラ変換を忘れずに!
最近では、純正メーカーオプションで バックカメラが装備されているクルマも多くなりました。
トヨタで言うところの「ナビレディパッケージ」です。
例えば アクアだと、 以下のRCA003Tを使うことで、ナビレディパッケージの純正バックカメラ配線をRCAに変換できます。
バックカメラ変換配線は、車種・年式・型式によって異なります。 必ず適合表を確認しましょう。
公式サイト リアカメラ接続アダプター | データシステム
カーナビのバックカメラ入力もRCAなら、上のバックカメラ変換配線のみで問題ないですが…
カーナビのバックカメラ入力が専用カプラの場合は、カーナビ側でも変換が必要です。
詳しくは、コチラの記事をどうぞ!
ザックリ言うと… パナソニックは基本的にRCA接続なので、カーナビ側の変換は必要ありません。
イクリプスやケンウッドは、バックカメラ入力が専用カプラなので、変換が必要になります。
6.ステアリングリモコンが付いてるなら、オプションの確認もしておこう!
カーナビ移設先のクルマに、ステアリングリモコンが付いてるなら、カーナビオプションの確認をしときましょう。
最近のモデルであれば、パナソニックはカーナビ側にステアリングリモコンの配線が接続できるので、オプションは必要ありません。
カロッツェリアやケンウッドだと、オプションが必要になります。
詳しくは別記事にまとめてるので、コチラをどうぞ!
7. 動作確認と、車速パルスのリセットを忘れずに!
部品が準備できれば、あとは新しいクルマへ取り付けちゃいましょう。
既出ですが、取り付けについてはコチラの記事を参考にしてみてね!
取り付けができたら、動作確認をしましょう。
動作チェック
- GPSは受信しているか
- イルミONで、減光するか
- 車速・リバース・パーキングは感知しているか
- バックカメラは映るか
- ステアリングリモコンは反応するか
- AV機能は問題なく動作するか
… あと、忘れてはならないコトが1つ。
車速パルスを、必ずリセットしておきましょう。
カーナビは、車速パルスを通じて、クルマの状況を学習しています。
新しいクルマに取り付けた後で、車速パルスをリセットしないと、「前のクルマのつもり」で自車位置を調整するので… ズレます。
車速パルスのリセットは、カーナビのメニュー画面から行えます。
説明書を確認してみてください。 手元に無い場合には、各カーナビメーカーのホームページからも確認できます。
ここまで確認できれば、取り付けは完了です! オツカレサマでしたー!
… と、ここまで 記事をまとめてきましたが、自分で取り付けることが難しいと感じたら、無理をせず業者に依頼しましょう。
新しいクルマの購入先に依頼すれば、取り付けてくれます! きっとね!
今回のまとめ!
… というわけで今回は、「カーナビを移設するなら、知っておきたい 7つ のコト。」についてまとめました。
今回のまとめ
クルマの乗り換えでも、カーナビを移設したい場合には、ぜひ参考にしてみてね!
おしまい!
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