こんにちは! ケロケロです(@kerokero_DIY)
日産で、人気ミニバンのセレナ!
単一車線での自動運転を実現した「パイロットドライブ」を搭載したグレードも人気ですね。
さて、そのセレナですがメーカーオプションに「アラウンドビュー」という機能があります。
前後左右に取り付けたカメラから、擬似的に上からみたように見える技術です。
この映像は通常、カーナビに映すことはできません
が!
「変換配線」を使うことで、カーナビに映すことができるようになるんです。
… というわけで今回は、「セレナ(C27 / H28.9〜)のアラウンドビュー映像を、変換して社外カーナビに映す方法」についてまとめます!
この記事は、ガソリン車が対象です。 e-POWERの場合は、コチラの記事を参考にしてね!
では、続きをどうぞ!
そもそも アラウンドビューってなんなのさ?
本題に入る前に、アラウンドビューについてカンタンにご紹介。
これは、前後左右に取り付けされたカメラの映像を合成して、
擬似的に、クルマを上空から見下ろしているように映る技術
です。
実際に見たことあるんですけど、便利です。
車庫入れや駐車場で大活躍してくれますよ。 周りが確認できるので。
どこまで下がれるかとか、真っ直ぐバックして駐車できているか、とかね。
ただ、少し気になる点が… あるのよね…
モニター・・・、遠くない?
アラウンドビューの映像は、メーカー横にある7インチのモニターに表示されます。
一度、運転席に座って見たことがあるんですけど・・・、
なんか、見にくいな・・
7インチという液晶サイズは、決して小さくありません。
通常のカーナビゲーションと同じサイズです。
ただ、メーター横にモニターがあるので、カーナビよりも距離が遠い分 小さく見えるんです。
カーナビに映らない
まぁ、あれだよ。
その映像、純正カーナビに映せるんでしょ?
と思ったら、映せません。
e-Power の場合は、純正カーナビにも映せます。
※2018.10追記:H30.9以降のガソリン車は、純正カーナビでも映るようになりました
前モデルの C26セレナ なら、バックミラーに映るアラウンドビューを、純正カーナビに映すことができました。
この大きさの映像を経験した人が、C27セレナのメーター横のアラウンドビュー見たら、
なんか、見にくいな・・
って感じるハズ。
せっかくのアラウンドビューがカーナビに映せないなんて・・・、
とお嘆きのそこのアナタ、
諦めないでっ!
データシステムの変換ハーネスを使おう!
変換ハーネスなどで有名なデータシステムから、
C27セレナのアラウンドビュー専用の変換ハーネスがリリースされてます!
これを使用することで、メーターに映るアラウンドビューを、社外カーナビのバックカメラに入力できるんです。
メーターにも同時に映るようなので、イメージとしては分配器のような感じですね。
日産純正カーナビでも、これを使えばカーナビにアラウンドビューを映せます!
特に、MM517D-L なら9インチという大画面で、バッチリ確認できますよ!
映り方は、分配器のイメージ
基本的には、リバースにシフトを入れた時に、メーターに映るアラウンドビューの映像がそのまま映ります。
メッセージが被る可能性有り
「周辺に注意して・・・」というようなメッセージが二重に出る可能性があります。
これは、
- カーナビ側が出しているメッセージ
- アラウンドビュー側が出しているメッセージ
が、同時に映像として映るためです。
通常は、アラウンドビューの映像のみ
フロントカメラとサイドカメラの映像は、メーター液晶で確認することになります。
というのも、カーナビに映るのは基本的に「リバース時のみ」だからです。
但し、オプションを追加することで、リバース時以外でもアラウンドビューを映すことも可能です。
必要になるモノ
さて、アラウンドビューをカーナビに映すには、取付けているカーナビによって、必要なモノが異なります。
純正カーナビ と 社外カーナビ で分けてみますね!
純正カーナビの場合
同じ純正カーナビでも、型番によって異なるので 注意してください。
型番によって違うよ
MM517D-L / MM516D-L/ MM517D-W / MM516D-W / MM317D-W / MM316D-W の場合
必要な配線はコチラ!
※ 適合表は、必ずチェック!
公式サイト カメラ入力ハーネス | データシステム
MJ116D-W / MJ117D-W の場合
必要な配線は コチラ!
※ 適合表は、必ずチェック!
公式サイト カメラ入力ハーネス | データシステム
社外カーナビゲーションの場合
必要な配線は コチラ!
適合表は、必ずチェック!
公式サイト カメラ入力ハーネス | データシステム
これを使えば、アラウンドビューの配線を、一般的な「RCA接続」へ変換してくれます。
カーナビ側のバックカメラ入力がRCA入力(パナソニックなど)であれば、この変換ハーネスだけで十分ですが…
逆に、イクリプスやクラリオンだと、入力が専用カプラなので追加で変換ハーネスが必要になるんです。
この場合は、カーナビメーカーが提供している変換配線が必要になります。
リバース時以外でも、アラウンドビューを映したい場合
先に紹介した通り、データシステムの変換配線を使っても、アラウンドビューの映像を映せるのは… シフトをリバースに入れた時だけです。
しかし!
あるオプションを追加すれば、リバース時以外でもアラウンドビューの映像を確認できます!
それがの「AMA-03」です。
例えば、「前進時にフロントカメラを確認したい!」という場合には、カメラボタンを押すことで、映像を切り替えることができます。
「AMA-03」は、あくまで追加オプションです。
アラウンドビューを映したいときには、先に紹介した変換ハーネスとセットで準備しましょう。
今回のまとめ
… というわけで今回は、セレナのアラウンドビュー映像を、カーナビに映す方法について まとめました。
メーター横の液晶でも、決して見えないわけではありません。
しかし、距離が遠い分、見えにくいのは事実。
カーナビにもアラウンドビューを映したいなら、ぜひ参考にしてみてね!
(おしまい!)
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