こんにちは! ケロケロです(@kerokero_DIY)
車の補修を自分でやってみたい そこのアナタ!
今回の記事は、そんなアナタに オススメしたい内容です。
車の補修手順は、ざっくり並べると以下の通りです。
- 傷を、パテなどを使って埋める
- プラサフで下地塗装
- カラー塗装
- クリアー塗装で仕上げ
私が最初に補修したのはバンパーでした… 正にこの手順で補修しました。
しかし この時、鏡面感(ボディへの映り込み)が足りないような気がしたのですが…
まぁ… こんなものかなぁ…
と、その時は思っていました。
その後、今度は助手席ドアが凹んでしまう事態に。
これも、自分で補修したのですが… 今度はクリアーではなく、ウレタンクリアーを使ったのでした。
すると… なんということでしょう。
圧倒的に仕上がりが違うではありませんか。
写真で見比べてもらうと分かります。
まずは、普通のクリアー
光沢は ありますが、鏡面感が足りません。
そして、ウレタンクリアーをスプレーして研磨したのがコチラ。
元通り… とまではいきませんが、明らかに鏡面感が復活しました。
仕上がりがイイのがウレタンクリアーのメリットですが…
デメリットも大きいです。
この記事では、以下のラインアップをお届けします。
- 普通のクリアーで、鏡面感が復活しない理由
- ウレタンクリアーのデメリット
- それでもオススメしたいウレタンクリアー
自分で補修したい人は、ぜひ参考にしてみてね。
普通のクリアーで鏡面感が復活しない理由
ホームセンターでよく見かける、クリアーのスプレー缶
通常は、塗装の仕上げとして、このクリアーを使います。
しかし、この普通のクリアーでは、そもそも鏡面感は出せないんです。(光沢は問題ないです。)
その理由は… 素材が違うからです。
- ホームセンターに置いてあるようなクリアー / ラッカー
- 板金屋さんが使うようなクリアー / ウレタン
塗装が上手い人であれば、ラッカークリアーでも鏡面感も出せるかもしれませんが…
私の腕では無理ですた…
仕上がりを重視するなら、ウレタンクリアーを使うべきです。
だがしかし!
デメリットもあります。
ウレタンクリアーのデメリット
仕上がりを重視するなら、ウレタンクリアー一択ですが、以下のデメリットがあります。
- ラッカークリアーに比べて、価格が高い
- 使いまわしができない
ラッカークリアーに比べて、ウレタンクリアーは価格が高いです。
…とはいえ、結果的に考えれば、ウレタンクリアーの方が安くなります。
私が凹み補修をしていた時に、ラッカークリアーを使っていたんですが、鏡面感に納得いかず、アレコレ試行錯誤しました。
そして、最悪なことに、研磨し過ぎて塗装をやり直すハメになりました…
その後ウレタンクリアーの存在を知ったんですが…
もし最初から知っていれば、
- 試行錯誤して、色んな部品を購入して試したり
- 研磨し過ぎて塗装をやり直したり
という手順を踏むことも無かったハズ…
結果的に、最初からウレタンクリアーを使っていれば、安くすんだハズなんですよねぇ。
もう1つのデメリットとして「使いまわせない」という点です。
ウレタンクリアーには、硬化剤が含まれており、使用してから12時間後に硬化します。
ラッカークリアーであれば、ある程度時間が経過しても使えますが、ウレタンクリアーは硬化するので残っていても使えません。
…とはいえ、そんなにクリアーを使いまわす機会も無いと思います。
結局、ラッカークリアーも使いきれないなら、ウレタンクリアーを使っても一緒ですからね。
正直なところ、私はウレタンクリアーに対するデメリットをあまり感じないです。
場合によっては、研磨作業が必要
ウレタンクリアーの説明書きには、「コンパウンドは必要ない」と記載がありますが…
これは、塗装が上手くいったときの話です。
塗装の範囲が小さいなら良いですが、広範囲に塗装する場合、ムラ や スプレーダストによるザラザラ が発生する可能性があります。
今回も、ほぼドア一面を塗装したのですが、ムラやザラザラが発生しました。
ウレタンクリアーの塗装でムラやザラザラが発生してしまったら、研磨作業を行うコトで、かなり改善されます。
例えば… コチラの写真↓は、ウレタンクリアーをスプレーして、乾燥させた状態です。
映り込みはイイのですが… ムラが発生しており、にじんで見えます。
そこで、以下の順番で研磨しました。
- 耐水ペーパー#3000で研磨
- 電動ポリッシャーを使って、目消し・肌調整用 ハード・1-Lで磨く
- 仕上げ用ハード・2-Lで磨く
ポリッシャーで磨くことで、にじみが改善しました。
ウレタンクリアーがオススメ
デメリットはありますが、個人的にはウレタンクリアーがオススメです。
つまり今回の内容をまとめると、『ラッカースプレーよりもウレタンクリアーを使うべき』ということです。
これから自分で補修をするなら、ぜひお試しください。
おしまい
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