こんにちは! ケロケロです(@kerokero_DIY)
車の中で、家庭用の電化製品を使いてぇ… と思ったことはないでしょうか。私はあります。
例えば私の場合だと、「カーナビやリアモニターへ、ニンテンドースイッチを映したい」ということです。
しかし…ニンテンドースイッチの映像を出力するには専用ドックが必要であり、その専用ドックの電源として、家庭用コンセントが必要です。
最近の車であれば、標準装備されている場合もありますが… 自分の車にはありません。
そんなときに便利なのがインバーター。
車のシガー電源を、家庭用コンセントに変換してくれます。
これを使って、ニンテンドースイッチをカーナビに映すことができました。
さて、そんなインバーターですが、どんなタイプを選んだらいいか迷ってる… なんてことはないでしょうか?
あきらめないでっ!
突然なんなん
この記事では、インバーターを選ぶ方法についてまとめました。
ぜひ参考にしてみてね。
そもそもインバーターとはなんぞや?
車のバッテリーの電圧は12Vになります。
…なので、車の中で使われるカーナビ・ドラレコなどの電装品は、12Vに対応しております。
ところがどっこい、すっとこどっこい。
一般的に、家庭用の電化製品の対応電圧は100Vです。
インバーターは、車の12V電圧を、家庭用の100Vコンセントに変換してくれるパーツになるわけです。
入力電圧が、12Vのタイプを選ぶ
上で述べたように、車のバッテリーの電圧は、12Vになります。
しかし、トラックなど大きい車は24Vです。
一般的な乗用車・軽自動車でインバーターを使いたい場合は、必ず12V対応のインバーターを選んでください。
インバーターは消費電力(ワットW)で選ぶべし
アマゾンさんなどでインバーターを検索してみると、必ず「150W」とか「300W」とか表記されています。
これは、「表記されている消費電力までなら、大丈夫やで」という意味です。
例えばニンテンドースイッチであれば、どのプレイスタイルでも10W以下です。
150W対応のインバーターであれば、余裕のよっちゃんというわけです。
消費電力が大きい家電の使用は注意
150W程度のインバーターであれば、車のシガー電源に挿すだけで使えます。簡単。
ニンテンドースイッチやノートパソコンの充電などであれば、これだけです。
だがしかし!
電気ケトルやドライヤーなど、消費電力が大きい家電を使う場合は、注意が必要です。
消費電力が大きい家電を使う場合、当然ながらそれに対応したインバーターが必要です。
1000Wを超える電力に耐えうるインバーターが必要になりますが、以下の懸念があります。
- シガー電源ではなく、バッテリーへの直結(バッ直)が必要
- バッテリー、オルタネーターへの負担が心配
- そもそもインバーターが高い、サイズも大きい。
では詳細をまとめます。
シガー電源ではなく、バッテリーへの直結(バッ直)が必要
1000Wを超えるようなインバーターの場合、シガー電源に挿すだけ…ではダメです。
車のバッテリーへのバッ直が必要になります。
↓こちらは、パワーアンプをバッ直させた写真です。
シガーに挿すだけなら知識は必要ありませんが、バッ直させる場合は、
- バッテリーへの配線接続
- バッテリー(車外)から室内へ配線を引き込む取り回し
など、ある程度の知識が必要になります。
専門店へ依頼すれば、作業工賃が必要になります。
バッテリー、オルタネーターへの負担が心配
車のバッテリーは、オルタネーターという部品が発電した電力を充電しています。
車で使われている電装品は、バッテリーに充電された電力を使っているわけです。
あまりにも消費電力の大きい家電(に対応したインバーター)を使っていると、バッテリーとオルタネーターに負担がかかります。
- バッテリーに充電された電力の消費量が多くなるので、バッテリーの充電・放電が頻繁に起きる。
- 過度の放電が起きるとバッテリーが充電されにくくなる。(バッテリーが上がりやすくなったり、寿命が縮む)
- バッテリーの電力消費が増えれば、オルタネーターの発電量も増えるので、負担が大きくなる
私は、1000Wを超えるようなインバーターを取り付けたことがないのですが…
実際にはこれ以上の懸念点も考えられます。
容量の大きいインバーターを取り付けて家電を使う場合は、必ず専門店に相談してください。
大きい家電を使うなら、インバーターよりもポータブル電源の方がいいかもしれないですね…高いけど。
まとめ。インバーターの選び方でした
よほど電力の大きい家電を使うのでなければ、インバーターは150W~300W程度で十分でしょう。
ニンテンドースイッチもいけます。
シガー電源に挿すだけで気軽に使えます。
値段もそこまで高くないので、興味があればぜひためしてみてください。
コメント