最近、カーナビでYouTubeなどのネット動画を見る方法も充実してきました。
例えば…こんな方法があります
- ナビ自体に、YouTubeなどのアプリが入っている
- ナビのHDMI入力に、スマホミラーリングまたはfire tv stickを接続
- ナビのRCA入力に、HDMI→RCA変換パーツを使ってミラーリング等を接続
- carplayに、AI BOXを接続する
だがしかし!
これらの方法が使えないパターンがあります。
それは…
外部入力が無いメーカーオプションナビ(またはオーディオ)です。
メーカーオプションカーナビとは、下の写真のようなカーナビです。

メーカーオプションカーナビとは、新車製造時に組み込まれるカーナビのことです。
内装との一体感があり、見た目は美しいのですが…
後から別のナビに交換することはできません。
例えば…古い車のメーカーオプションカーナビだと、最新の機能に対応してません。
しかし、後から交換しようと思ってもできないのです。
古い車だけど、お気に入りだからまだまだ乗りたい…というのは大変すばらしいのですが、メーカーオプションカーナビだと交換できません。
しかし、YouTubeは見たい… でも難しいからあきらめるしかないか…
と嘆くの時期尚早。
何を隠そう、尻隠そう!
交換できないなら、追加りゃあいい!
…というわけで、今回ご紹介するのがコチラ。
【GetPairr】さんよりご提供頂きました、ポータブルディスプレイオーディオです。


このポータブルディスプレイオーディオなら、メーカーオプションカーナビ(オーディオ)でも全く問題ございません。
しかも、メーカーオプションカーナビ(オーディオ)を活かす使い方もできます。
この記事では、実際に使ってみたレビューを詳しくまとめております。
ぜひ最後まで読んでみてね。
【GetPairr】ポータブルディスプレイオーディオを開封してみる

では、さっそく開封してみましょう。

中身は、こんな感じです。
- ディスプレイオーディオ本体
- 電源ケーブル
- AUXケーブル
- 説明書(日本語マニュアル)、等
ディスプレイオーディオは11.4インチの大画面です。
ダッシュボード上に貼り付けるので、かなり邪魔になりそうですが… 横に長いので思ったほどではないです。もちろん、圧迫感はあります
横に長いことが利点になることもあります。
後で説明する2分割画面です。
取付に関しては、ポータブルディスプレイオーディオので、ダッシュボードに貼り付けになります。
裏面は強力な両面テープになってますね。

説明書は日本語なので安心です。
詳しくまとめられているので、使い方に迷うことはないでしょう。
【GetPairr】ポータブルディスプレイオーディオを取り付けてみる
ダッシュボードの貼り付け面を確認します。

曲面になっていると貼り付け不可なので、本来であれば購入前に確認しておいた方が良いですね。
今回は日産のクリッパー(スズキ エブリィのOEM)でレビューします。
貼り付け面は平なので、取り付けは大丈夫です。
なお、ポータブルディスプレイオーディオの両面テープは強力ですが、ダッシュボード側に汚れや油分があると、粘着力(?)が落ちます。
貼り付け前に綺麗にしておきましょう。
オススメはシリコンオフです。


ダッシュボードがきれいになったら、ポータブルディスプレイオーディオを貼り付けます。

貼り付けた後は、しばらく動かさないようにしましょう。
電源ケーブルは、クリップなどを使って、固定しておきます。

電源は、シガーソケットに差し込めばOK!

これで取り付けは終わりです。
ポータブルディスプレイオーディオなので、
- ダッシュボード貼り付け面の確認
- 貼り付け面の脱脂
を怠らなければ、取り付けは難しくありません。
視界に若干の圧迫感はある
ダッシュボードの上に貼り付けるので、視界に圧迫感はあります。
ただし、個人的な感じ方や車種によって違いはあると思いますが… 運転に支障が出るような圧迫感はありません。
ただ…実際に確認したわけではありませんが、一般的な乗用車でなくスポーツカーのようにダッシュボードとドライバーの目線が近い車種の場合…
この場合は、かなり圧迫感を感じるかもしれません。
本体寸法は以下の通りなので、スポーツカーなどの車高が低い車種の場合は、十分に確認しときましょう。
本体寸法:約10.7(幅) X 4(高さ) X 2.7(厚み)cm スタンド部含む

【GetPairr】ポータブルディスプレイオーディオを起動して、初期設定する
接続ができたら、エンジンONで起動します。

ワイヤレスcarplay or android auto の設定
【GetPairr】ポータブルディスプレイオーディオは、ワイヤレスcarplayまたはandroidautoに対応しています。
マップアプリを使えばカーナビとしても使えます。
設定は簡単です。
私のスマホはiPhoneなので、画面左下のcarplayをポチッ。

接続方法がナビされているので、この通りに接続すればOK牧場です。

接続できれば、carplayが起動します。

マップアプリを開けばカーナビとしても使えます。
ディスプレイオーディオの画面に戻るには、左下の[HOME]をタッチすれば戻れます。
Wi-Fiの設定
YouTubeやネトフリを視聴するため、Wi-Fiの設定をします。
モバイルWi-Fiルーターがあれば良いですが、無い場合はスマホのテザリングがお手軽でしょう。
まずは、画面右の「設定」にタッチ。

画面上のWi-Fiにタッチ。

Wi-Fiの使用をONにして、スマホのテザリングをONにします。
iPhoneの場合は、[設定] – [インターネット共有]で、[ほかの人の接続を許可]をONにします。

ディスプレイオーディオの画面で、iPhoneを選んで、パスワードを入力すればWi-Fiの接続はOK牧場です。

音声の出力先を設定
ポータブルディスプレイオーディオの場合、通常、音声の出力先は内蔵スピーカーになります。
内蔵スピーカーの場合、「音が聞こえればいい」というぐらいのスピーカーなので、音質は悪いです。
なので、まぁ…しょうがないか…と、あきらめていませんか?
あきらめないでっ!
【GetPairr】ポータブルディスプレイオーディオには、音声の出力先が4つ用意されています。

- 本体スピーカー
- Bluetooth送信
- FM送信
- AUX
本体スピーカー以外にBluetooth・FM送信・AUXの方法があります。
つまり、交換できないと悩んでいた従来のメーカーオプションカーナビ(またはディスプレイオーディオ)が活かせるわけです。
Bluetoothで接続

メーカーオプションカーナビがBluetoothに対応していれば、Bluetoothで接続するがオススメ。
ディスプレイオーディオとナビをペアリングすれば、ナビを経由して車のスピーカーから音声が流れます。

FMラジオで接続
どんなに古いカーナビ(オーディオ)でも、FMラジオには対応しているハズ。
Bluetoothに対応していない場合は、FMで接続するのがお手軽でオススメ。
まずは、ディスプレイオーディオ側でFM周波数を設定します。
ラジオ番組に使われていない周波数にしときましょう。

カーナビ側で周波数を合わせれば、車のスピーカーから音声が出力されます。

AUXで接続
メーカーオプションカーナビ側にAUXが装備されていれば、この接続方法もオススメ。
ラジオよりは音質が良いハズです。
AUXの配線はディスプレイオーディオに同梱されているので、直接有線で接続することになります。
↓写真中央の、イヤホンジャックみたいな配線です。

YouTubeを視聴してみる
初期設定が終わったら、YouTubeを視聴してみます。
本来、スマホやPCで視聴するYouTubeですが、車で見れるというのは中々楽しいものです。
【GetPairr】ポータブルディスプレイオーディオには、既にYouTubeがインストールされています。

YouTubeアイコンをタッチすればOK

バッチリYouTubeが見れますね。
NETFLIXを視聴してみる
YouTubeが見れるなら、NETFLIXも見れますわな。

自宅のテレビやスマホで視聴してた続きを見ることができますね。
TVキャンセラーは必要なし
走行中にテレビを映す場合、TVキャンセラーなどのパーツが必要になりますが、このディスプレイオーディオはポータブルなので、そういったパーツは必要ありません。
走行中でも同乗者は視聴することが可能です。あくまで同乗者ですよ。
横に長い画面だからこそ、違和感の無い画面分割
【GetPairr】ポータブルディスプレイオーディオには、画面分割機能があります。
左のサイドバー、下から2番目のアイコンをタッチ。

または、画面上部の薄い丸アイコンをタッチして、メニュー画面を開きます。

左上の画面分割アイコンをタッチ。

はい。carplayの画面とYouTubeやNETFLIXの画面に分割できました。
ただ…運転者と同乗者の位置関係を考えると、位置が逆の方がイイですよね…外車ならイイんですけど。
その場合は、設定で入れ替えることができます。
ホーム画面右から設定をタッチ。

ディスプレイをタッチ

サイドバーの位置をタッチ

右側にタッチ

これで左右が入れ替わります。

使いやすい・見やすい方に設定しましょう。
アプリの追加もできちゃう
ホーム画面からアプリストアにタッチすると、アプリの追加もできます。
アプリはそこまで多くありませんが、自分の好みにに合わせて、カスタマイズしちゃいましょう。

まとめ
…というわけで、【GetPairr】ポータブルディスプレイオーディオのレビューでした。
最後に特徴をまとめると、こんな感じです。
- ポータブルなので、古い車でも問題なくYouTube等のネット動画視聴可能
- 11.4インチの大画面。しかし横に長いので縦の圧迫感は少なめ。
- 購入前に貼り付け面の確認(曲面など、貼り付け不可でないかの確認)
- 圧迫感はあるが、(個人的には)気にするほどではない。スポーツカーなどの車種は注意
- 取り付けは簡単。本体を貼り付けて、電源はシガーに差し込むだけ
- 初期設定も簡単。ワイヤレスcarplay/android auto と wi-fi
- 音声出力は選べる4パターン。内蔵スピーカー・Bluetooth・FM・AUX
- 音声出力でメーカーオプションカーナビも活かせる
- YouTube・NETFLIXなどのネット動画視聴可能
- TVキャンセラーは必要なし
- 横の長さを活かした画面分割で、画面分割に違和感なし
- 分割画面は、好みに合わせて左右入れ替え可能
- アプリを追加してカスタマイズ可能
やはり最大の特徴は、古くて交換できないメーカーオプションカーナビでも、
carplayやネット動画を諦めなくてもイイ!
ということですね。
年季の入った愛車だけど、長く乗りたい…でも、最新のエンタメを堪能したい!という方は、ぜひ検討してみてください。

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