こんにちは! ケロケロです(@kerokero_DIY)
今回は、現行のセレナ(C27)へ、カロッツェリアのフリップダウンモニターTVM-FW1020Sを取り付けた話です。
やっぱりミニバンクラスだと、リアモニターは欲しいですね! …というか、必須です!
フリップダウンモニターは何回か取り付けたことがあります。
… とはいえ、天井カットするのは怖いんだよねぇ…
と思いつつ、説明書を確認してみると、
…なんじゃこりゃこりゃー!
と、頭を悩ませることが書いてあったのです。
さて、その悩みのタネとは?
それではいきましょう! レッツ取り付け!
四方にポツンと開ける穴
通常、天井にモニタを取り付ける場合には、配線を通したりモニターを固定するために、天井に穴を開ける必要があります。
天井に穴を開けるというのはかなり怖いです。
だがしかし!
専用の取付キットを使えば、型紙が入っているので、位置決めは大丈夫なんです。
今回は、KK-N102FDを使用しています。
専用のキットを使って天井に穴を開ける。
これはカロッツェリアに限らず、アルパインのフリップダウンモニターでも同様です。
それは分かる… 分かるんだが…
型紙を見てみると、その穴とは別に、
天井の四方に小さい穴を4つ開けるのはナゼだ…?
と、説明書を読み進めてみて分かりました。
あぁ、コレ、金具を固定するためのネジ用の穴か…
モニターを天井に取り付けるためには、専用の取り付け金具を天井に固定して、その金具にモニターを取り付けるのです。
その金具を天井に固定するための、ネジ穴用に天井をカットするみたいなんですね。
その穴用の目隠し用の、カバーも入っちょりました。
カロッツェリアのホームページに、セレナの取り付け写真が乗ってました。 こんな感じです。
モニターから少し離れて、四方に目隠し用のカバーが付いてます。
なるほど。 見た目が、こうなると。
4つの穴は開けなきゃダメなのか・・・?
まず私が思ったのは、
この穴、開けなきゃダメなのかな?
ということ。
前モデルのセレナ(C26)では、天井を半分落とすことで、モニターを取り付けました。(この時はアルパインのモニター)
取り付け側から考えると、4つの穴を開けた方が楽です。 天井を落とさなくて良いから。
でも… 見た目がなぁ…
乗る側からしたら、なるべく、しかも見えるところに穴を開けん方が良かろうもん。
要するに、穴を開けずとも、ネジを締めて、金具が固定が出来れば良いわけです。
というわけで、C26セレナの時と同様に、天井の半落としで取り付けしてみることにしました。 ダメなら穴を開けるという方向で。
天井を半落としにして取り付けるリスク
天井を半分落として取り付けるには、Cピラーを含まずフロントに向かって、天井に干渉している全てのパーツを外します。
- リアエアコン操作パネル
- ルームランプ
- 手で掴むノブ部分
- Bピラー(壊れやすい)
- Aピラー
- サンバイザー
ざっとこれぐらいです。大変です。
パーツを外せば、天井がフロントに向かって多少落ちるので、手が入るぐらいのスペースが確保できます。
ただ… あんまり過剰に手を突っ込んでると、天井にシワが寄る可能性があります。
このやり方なら見た目はスッキリするのですが・・・、以上の内容からオススメはしません。
取り付け開始!
取り付けの絵は書けたので、早速作業にかかります!
天井に穴を開ける
まずは、「配線通し」と「モニター固定」用の穴を、型紙を使って開けましょう!
分かりにくいですが、切り取り部の角となる部分に小さい穴を開けて、濃い目の鉛筆で印をつけます。
印をつけたら、後から定規を使って線を引けば良いのです。
型紙ごと天井をカットすると、ズレそうで怖いです。
また、天井と型紙を固定するのに押しピンを使ってます。
押しピンを使うと、刺し穴の跡が残るのですが、切り取り部分なら問題なし。
太めの押しピン使っとけば、そうそう外れないですからね!
ただ、絶対に紛失しないように注意しときましょう。
鉛筆で印をつけた後に、定規を使ってトレースしてみるとこんな感じ。
後は、この線に沿って天井をカットします。 この作業が本当に怖い。寿命が縮みます。
はいOK!
写真だとBピラー等のパーツが外れてますが、必ず天井をカットした後にパーツを外して下さい。
じゃないと、天井が半落ちしてぐらんぐらん動いている状態では、天井カットできんですから。
金具の固定
天井が半分落ちてれば、開口部から手を入れて、ネジをラチェット等で締めることができます。
というわけで、金具も固定できました。
この後、配線もしましたが、取付キットKK-N102FDに入っている配線が「純正配線を流用するモノ」だったので、引き回しがすごいカンタンでした。
純正配線は、開口部の向かって左にあります。覗きこむと見えます。
金具の固定と配線が済めば、天井を落とすために外したパーツも、元に戻します。
モニターの取り付け
後は、金具にモニターTVM-FW1020Sを取り付けます。
ちょっと引いて見てみると…
四方の穴を開けずとも、なんとか取り付けできましたね!
うーん、やっぱりコッチの方が見た目が良いよね。
…やれやれだぜ。
たったひとつだぜ……carrozzeria…たったひとつのシンプルな答えだ………
てめーは俺を 誇らせた(ドォォォン)
元ネタが分からないと、ただの危ない人だな
取り付けたモニターとキット
今回取り付けたモニターと、専用キットは以下の通りです。
モニター: TVM-FW1020S
ルームランプの設定がない、一番シンプルなモデルになります。
セレナ専用取付キット: KK-N102FD
冒頭にも紹介しましたが、セレナ(C27)専用の、カロッツェリア製フリップダウンモニター取付キットになります。
ちなみにカーナビもカロッツェリア 8インチ
カーナビゲーションも一緒に取り付けてますが、コチラもカロッツェリアです。
8インチモデルの楽ナビ「AVIC-RL900」になります。
8インチナビを取り付けるためには、コチラもセレナ専用の取付キットKLS-N802Dが必要です。
今回のまとめ: どちらも一長一短
今回のリアモニターTVM-FW1020S取り付けでは、穴を開けずに行いましたが、作業はその分大変です。
どちらが良い・悪いというわけではなく、一長一短あります。
見た目を言うなら・・・、やはり空けずに取り付けた方が良いでしょうね!
それでは今回の内容をカンタンにまとめます!
というわけで今回も無事終了。
カロッツェリアのフリップダウンは、今回のような内容でしたが、そうなるとアルパインはどうなってんだろう? と、気になりますね!
それにしても、天井カットは何回やっても寿命が縮む…
自分でモニターを取り付けたい場合は、コチラの記事もぜひどうぞ!
おしまい
コメント