今や、YouTubeやNETFLIXなどのサブスク動画にお世話になっている方も多いでしょう。
かくいう私もその一人。
自宅のテレビで視聴して、外出したらスマホで続きを…なんて楽しみ方もできます。
そうしますと、車の中でもYouTubeやNETFLIXを映したいと思いませんか?(あくまで同乗者のために)

んで、車の中でそれらを映そうとすると、以下のような状況が必要になります。
- 車に装着されているナビ(またはディスプレイオーディオ)がネット動画に対応している
- または、HDMI入力に対応している(ミラーリングやfire tv stickなどのデバイスを接続できる)
- または、RCA入力に対応している(HDMI→RCAに変換させるパーツが必要)
だがしかし!
上の3つの状況に当てはまらない場合もあります。
その時… こんなことを思うかもしれません。
この際だから、ネット動画が見れるカーナビ・ディスプレイオーディオに交換するか!
でも…果たして交換できるのでしょうか。予算云々じゃなくて…
メーカーオプションカーナビだと交換できません。
メーカーオプションカーナビとは、こんなナビです↓

内装パネルとナビが一体になったようなパネルです。
見た目は一体感が合って美しいのですが、後から交換できないのがデメリットです。
でも…あきらめないでっ!
そのナビは、carplayに対応していませんか?
有線carplayに対応しているなら大丈夫!
GETPAIRR/PCS55を使やぁいい!

なんと、carplayが、まるでandroidタブレットのように変身しているじゃあーりませんか。
…とうわけで今回は、GETPAIRRさんからご提供頂きましたAI BOX【PCS55】のレビューです。


最初に特徴をまとめると、こんな感じ。
- carplayをandroidタブレットに変身
- 接続は簡単、本体はコンパクトなのでどこでも置ける
- Wi-Fi接続することで、YouTubeやNETFLIXなどの動画が視聴可能
- carplay / android autoをワイヤレスで使用可能
それでは詳細をまとめます。ぜひ最後まで読んでみてね。
AI BOX【PCS55】開封
…というわけで、こちらのAIBOX

さっそく開封してみましょう。

中身はこんな感じ。
- AIボックス本体
- 電源ケーブルUSB-A
- 電源ケーブルUSB-C
- 給電用USB
- 取扱説明書
配線類は揃っているので、特に買い足す必要はありません。
このまま接続できます。
AI BOX【PCS55】接続
接続は、車両側のUSBの形状に合わせて、電源ケーブルを使いましょう。

ちなみに、USB-Aの場合は、給電ケーブルを使いましょう。
給電ケーブルは、電源ケーブルUSB-Aの間に接続します。

給電ケーブルを、給電用USBに接続。

電源ケーブルを、車両側carplayに接続

接続はこれで終わりです。簡単すぎますな。
コンパクトサイズなので、ちょっとしたスペースにどこでも置けます。

AI BOX【PCS55】起動
接続できたら、エンジンONでAI BOXが起動します。
これまでcarplayが起動していたハズが…

なんということでしょう… andoroidタブレットに変身しているではありませんか…
下にスクロールすれば、様々なアプリがプリインストールされています。

起動が確認できたら、インターネット接続を設定しときましょう。
ネットワークの設定
YouTubeやNETFLIXを見るためには、Wi-Fi環境が必要です。
まずは[設定]をタッチ。

続いて、[ネットワークとインターネット]をタッチ。

次に、[インターネット]をタッチ

ここから、Wi-Fiの接続をします。
モバイルWi-Fiルーターを持っていれば良いですが… ない場合は、スマホテザリングがお手軽です。
iPhoneの場合は、[設定] – [インターネット共有]で設定できます。

Wi-Fiが設定できれば、AIボックスのおかげで(carplay経由で)YouTube等のネット動画が視聴できます。

もちろん、ネット動画だけでなく、地図アプリや音楽アプリも使えるようになります。
まぁ、早い話がandroidタブレットみたいですな。
ワイヤレスcarplayの設定
通常、carplayを使うときは、車両側のcarplay用USBとiPhoneを有線接続しますよね?
でも…驚くなかれ、なかれ驚け!
このAI ボックスは、carplayをワイヤレスにしてくれます。
ただし、設定に注意が必要になるので、それも一緒にまとめていきましょう。
まずは、AI BOXの[Multiplay]をポチ。

Bluetoothデバイス名が表示されるので…

iPhoneのBluetoothで、ペアリングします。

ペアリングできればワイヤレスcarplayの設定は完了です。
有線接続していた時と同じように、ワイヤレスでcarplayが使えます。

だがしかし!
ある状況において、ワイヤレスcarplayが接続できずconnectingのままになってしまう場合があります。

私が正にこの状況に陥ったのですが、以下の方法で解決できます。
ワイヤレスcarplayに接続できない場合は、Wi-Fiがオフになってるかも
まず前提として、以下の情報をまとめます。
- ワイヤレスcarplayは、iPhoneとWi-Fi接続する
- iPhoneの「インターネット共有」で別デバイスと接続すると、Wi-Fiがオフになる(iPhoneの仕様?)
この「connecting…のまま」の状況について、getpairrさんに尋ねたら「Wi-Fiがオフになってますよ」と優しく教えてもらえました。
しかし、一つの疑問が…
(Wi-Fi、オフにしたことないのに…なんでオフになってたんだ…?)
そこでポイントとなるのが、さきほど前提でまとめたコチラの情報。
iPhoneの「インターネット共有」で別デバイスと接続すると、Wi-Fiがオフになる(iPhoneの仕様?)
connection…のままになる流れをまとめると、こんな感じでしょう。
- AI BOXとIPhoneを「インターネット共有」で接続
- インターネット共有でPC55と接続したことで、意図せずwi-fiがオフになる
- ワイヤレスcarplay接続方法を試す
- Wi-Fiがオフになっていることに気づかずconnecting…を繰り返す
ちなみに、ワイヤレスcarplayに接続できた後なら、インターネット共有を使っても問題ナッシングです。
話が長くなりましたが要するに、ワイヤレスcarplayに接続できない時は、
Wi-Fiを確認しよう!
ということですね。
それにしても、今回の内容を優しく教えてくれたgetpairrさんには感謝ですね
しかも、私の方から「connectingって出てるときに、Wi-Fiがオンになっているかご確認ください」といったメッセージ出すのはいかがですか?うえーい。
って提案したら、「ご提案、本当にありがとうございます」ってお礼まで言われちゃったよ。
getpairrさん、いい会社だねぇ。
画面分割で、ナビとYouTubeが共存可能
同乗者とドライブ中、YouTubeを見てもらっている中、カーナビも使いたい…なんてこともあるでしょう。
そんな時は、画面分割が使えます。

画面右がマップアプリ、左がYouTubeです。
やり方は簡単です。
- 分割したいアプリ2つをタッチして起動しておく(ここではマップとYouTube)
- マップを起動した後、ホーム画面に戻ってYouTubeを起動すればOK
- サイドバーの戻るボタンを長押し

- 起動中のアプリが表示されるので、分割表示したいアプリ(マップ)を選択

- 分割画面が表示される。

ちなみに、分割はカスタマイズできます。
- 分割比率の変更:真ん中の白いバーをタッチしたまま左右にずらす
- 左右の入れ替え:真ん中の白いバーをダブルタップ
アプリによっては分割に対応していませんので注意です。

アプリの追加も可能
多くのアプリがプリインストールされてますが、自分でアプリをインストールしてカスタマイズすることも可能です。
Playストアでアプリを探してみます。

モンストがあったので、これをインストールしてみましょう。

タブレットと違って、縦持ち・横持ちと動かせませんが…ちゃんと使えるんでしょうか…

普通に起動できました。
まぁ…わざわざカーナビでプレイしなくても、素直にスマホでプレイした方が良いですが…
全てのアプリを試すのは無理ですが…色々カスタマイズできそうですね。
本当にandroidタブレットみたいです。
まとめ
…というわけで、GETPAIRRさんのAI BOX【PCS55】のレビューでした。
最後に、内容を簡単にまとめます。
- 配線類は全て揃っているので、買い足す必要なし
- 接続はUSB形状に合わせて挿すだけ。簡単
- 大きさはコンパクトなので、ちょっとしたスペースでどこでも置ける
- Wi-Fi接続で動画視聴やマップアプリなどが使える
- YouTube・NETFLIXも視聴可能(あくまで同乗者のため)
- ワイヤレスcarplay対応(Wi-FiをONで)
- 画面分割可能。マップとYouTubeを同時に起動できる
- アプリを追加してカスタマイズ可能
車のナビ・ディスプレイオーディオが、有線carplayに対応していれば…
AI BOXを使ってcarplayをandroidタブレットに変身できます。
車側にHDMIが無くても、YouTube・NETFLIXなどのネット動画も視聴できるので、興味があればぜひ試してみてください。

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