事故など、万が一の時に必須になるのがドライブレコーダー(以下ドラレコ)
今回は、トヨタのルーミーに前後ドラレコ(ZDR018/コムテック)を取り付けました。


この記事では、配線方法・電源の接続方法など、取り付けた方法を写真付きでまとめております。
ぜひ参考にしてみてください。
後方ドラレコの取り付け
後方ドラレコはリアガラスに貼り付けるので、なるべく配線が露出しないように車両内を通します。
車両内を通せるように、パネルを外していきます。
リアガラス上部のパネル外し
まずは、リアガラス上部のパネルを外します。

上部の隙間にマイナスドライバーなどを突っ込んで、テコの原理で持ち上げるとパネルが浮きます。
傷が入らないように注意です。
パネルを浮かせたら、引っ張れば外れます。

この外したパネル部分から配線を車両内に引き込んで、左下の蛇腹内部を通してボディ側に配線します。
蛇腹ゴム部分の取り外し
リアハッチからボディ側へ配線を通すため、蛇腹ゴムを外していきます。
まずは接合部分のゴムを浮かせます。

ゴムを浮かせると、プラスチックの接合部分が見えます。
これは、4方がツメでロックされています。
このツメを押しながら上に持ち上げて外します。

なお、リアハッチ側の接合部分は配線を通すスペースがかなり狭いです。

配線を通しやすくするため、この部分を分解します。
まずは、配線カプラーを外します。

配線カプラーを外したら、こちら側を分解します。

真ん中にツメ部分を確認できます。

このツメを起こしながら手前に引っ張ると、分解できます。

分解したスペースに配線を通します。

配線が通ったら、分解した部分を元に戻します。

後は、蛇腹内部からボディ天井裏まで配線します。

狭い場所を配線するときは、配線ガイドを使うと便利です。
後方ドラレコの貼り付け
以下を確認できたら、後方ドラレコを貼り付けます。
- ワイパーの可動範囲であること(雨粒対策)

天井裏から、助手席足元まで配線
配線を天井裏に押し込んで、後部座席上まで配線します。
必要に応じて、クッションテープ等で固定します。

後部座席上の内装と天井の隙間に、配線を押し込んで隠します。

後部座席上まで配線できたら、ウェザーストリップを外して内装の隙間に配線を隠します。

後部座席足元のパネルを外して、車両配線に沿わして配線します。

助手席側の足元パネルも外して、後部座席足元から配線します。

助手席足元まで配線できたら、ひとまずここまで。
後で接続する電源ケーブルと一緒にフロントガラス上まで配線します。
電源ケーブルの接続
電源は、ヒューズボックスからとります。
まずは、グローブボックスを外します。

グローブボックスは、引っ張れば外れます。

奥にヒューズボックスがあるので、ここからとります。

今回は、ヒューズ電源を使って、ここ↓からとりました。

前方ドラレコの貼り付け
助手席側のAピラーを外します。
Aピラーは引っ張れば外れます。

グローブボックス裏から、電源配線と後方ドラレコ配線を一緒に引き込みます。
配線は車両配線に沿わせるようにして、固定します。
前方ドラレコを貼り付けて、配線は天井裏に押し込むようにして隠します。

余剰配線の処理
長さの余った配線を処理します。
電源ケーブルは束ねて、グローブボックス裏の車両配線に結束バンドで固定します。

後方ドラレコの配線は、助手席足元の奥にまとめておきます。

後は、パネルを外した時と逆の手順で元に戻せば終わりです。
お疲れ様でした。
まとめ
…というわけで今回は、ルーミー(トヨタ)に前後ドラレコを取り付けた内容でした。
ぜひ参考にしてみてください。


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